1775年、パリにあった時計工房からブレゲの歴史は始まります。創業したのは時計界最大の天才と言われるブライアン・ルイ・ブレゲです。彼は時計の歴史を200年も早めたとされています。ブレゲは自動巻き機構を始めとし、クロノグラフ、ミニッツリピーター、永久カレンダー、トゥールビヨン、ツインバレルなど、多数の天才的発明で時計の技術を進歩させました。さらにブレゲ針、ブレゲ数字、コインエッジ、シークレットサインといったデザイン面においても時計史に大きな影響を与えました。初代ブレゲの発明こそ現代の機械式時計の基礎になっていて、ブレゲが天才と評される理由となっています。さらに、ナポレオン・ボナパルトやマリーアントワネット、アレクサンドル1世といった名だたるメンバーが顧客名簿に残っていることもブレゲのブランドしての格式を高めています。
銘品「アエロナバル」
ブレゲのラインナップの中に「タイプXXアエロナバル」という時計があります。オメガやロレックス、ブライトリング、タグホイヤー、IWCなどの高級時計を持っている方が次なるステージを求める際に候補に挙げることの多いモデルです。この「アエロナバル」は軍用としてフランス空軍に採用されました。そもそも初代「タイプXX」は、フランス軍がパイロットウォッチの製造を依頼したことがきっかけで誕生しました。このモデルの購入を考えている方のほとんどは、メタルバンドか革バンドかのどちらが良いかと悩みます。どちらのバンドでも決して崩れないバランス感は他の時計にない魅力だといえます。まずメタルバンドはバンドとケースのバランスが非常に優れています。ドーム型に設計された風貌がベゼルのラインと一体化し、そのラインは腕に沿って曲がるメタルブレスレッドへとつながっていきます。またアエロナバルは革のベルトとも相性抜群です。革ベルトタイプは軍用時計という本来の姿をより強調します。そしてこの渋く落ち着いた雰囲気によって、ケースの側面の美しいコインエッジの仕上がりが際立つことになります。このように傑作アエロナバルはどちらがよいのか答えが見つからないほど完成度の高いモデルとなっています。