ロレックス デイトジャスト。ロレックスの時計というとまずはこのモデルを思い浮かべる人も多いのではないかと思う。
実際のところ、ロレックスと一言で言ってもとにかくものすごい種類のモデルがあり、また、仮に生産終了となってしまったものであっても人気のモデルは希少価値がつき、プレミア品として現在においても市場に出回っているのが現状である。
その中でも何故デイトジャストがロレックスの中でも最も人気が高いのかといえば、スタンダード仕様であるために、生活防水や日付表示という日常生活の中で普通に使え、その他の特別な機能がついていない非常にシンプルなモデルであるということやメンズばかりでなくレディースもあるために、結婚の記念等、ペア・ウオッチを求める際に大変に選びやすいモデルであるということも言えるのではないか?
それ故に特別なスポーツを行うための必要性を感じておらず、ロレックスオーナーと言うステイタスと求める人には最も嬉しい種類なので無いかと思う。
ロレックスデイトジャストは銀座「羅針」で詳細をご覧ください。
かく言う友人もそういった人間の一人である。他のモデルも大変に気になるところではあり、特定の機能も大変に魅力はある。やはりなんといっても世界最高峰の高級時計である。一生ものとして大切に使いたい。そうであれば、やはりスタンダードモデルである、デイトジャストこそが一番使いやすいモデルということで、これを私は現在愛用している。
では、このデイトジャストという時計がどのような経緯で生まれ、現在はどんな種類があるのだろうか。その歴史は1945年に始まる。完全防水を示す「オイスターケース」、自動巻き上げ機構の「パーペチュアル機構」、さらにダイヤルの3時位置に日付表示を備えデイト表示が瞬時に切り替わる「デイトジャスト」を発表し、10年後の1955年に深夜0時頃、瞬時に日付が切り替わるデイトジャスト機構の開発によって、この3つの機能は「ロレックス3大発明」とも言われている、
これはまだ、クオーツが一般化する前時代においては世界中のあらゆる時計の元祖的存在であったのではないだろうか。
Jack Road |
その後、カレンダー表示を約2.5倍に表示してくれる『サイクロップレンズ』が正式発表され、視認性は高まり、より実用性の向上につながったのである。
この功績は高く評価されアメリカ空軍のアクロバットチーム『サンダーバーズ』の記念モデルとして『サンダーバード Ref.6309』の誕生の元ともなったのである。
ダイヤル、素材、サイズのバリエーションは、他のモデルと比べ数多く存在し、また、レディース、ボーイズサイズの展開もあるためにペアウォッチとしての組み合わせもできるために世界的に愛されており、ロレックスの中で最もポピュラーなモデルと言えるであろう。
ロレックスデイトジャストは銀座「羅針」で詳細をご覧ください。
デイトジャストI 116234
一番人気はデイトジャストIの116234. 現行モデルとなる『デイトジャスト』4種のうちの一つである素材はステンレス+18Kホワイトゴールドのコンビで、116234、116234NR、116234NG、116234Gの4種類がある。
デイトジャストⅡ 116334
また、デイトジャストに新たなバリエーションとしてデイトジャストII 116334が登場した。18Kホワイトゴールド製のフルーテッドベゼルを持つステンレスと18KWGのコンビモデルであり、デイトジャストIとの大きな違いとしてケース径は、41mm径に大型化され、ムーブメントにはロレックスの最新技術が投入されている耐磁性・耐衝撃性に優れたパラクロム製ヒゲゼンマイと耐震装置が採用されたCal.3136が搭載される。
このモデルには116334,116334Gの2種類がある。
デイトジャストI 116300
さらに、2012年に追加されたデイトジャストII 116300は従来のデイトジャストIIの進化型でスムースベゼルを装備するステンレスタイプ。
先行して販売されていたコンビモデル同様、性能と信頼度の向上を図ったCal.3136が搭載されている。
ここまでのこだわりとスペックをもったのがロレックスなのである。時計というものの役割は読んで時のごとく「時」を「計る」ものである。常に時間を意識している現代社会に生きる私たちには必要不可欠なものである。
そればかりか時計そのものにこだわりがなければ、時間を確認するだけのことであればどんなメーカーのどんなものでも構わないはずである。
しかしながら、ロレックスはその時間を計るだけでなく、それを持っているだけで計り知れないほどの価値観を私達に与えてくれるのである。
その歴史やスペックを知れば知るほどその価値に誰もが気付くはずなのだ。 私自身も「ロレックス デイトジャスト」を手に入れそして、それらを調べれば調べるほどにその奥の深さに感動するばかりである。
「ロレックス デイトジャスト」私の人生の最期の時まで、その時間を刻み続けてくれるのである。